幕張クリニック

こだわり: がんの診断から治療までは一貫して行います。 早期に「がんを見つけ・治す」ことを目的としたクリニックです。 先端技術を搭載した機器と、それを取り扱う専門スタッフがいます。

院長のご挨拶

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がんによる死亡は依然として日本人の死因トップであり、早期発見・治療が重要であることは周知のごとくです。早期発見することにより、からだへの負担がよ り少なく有効な治療を行える可能性が高くなることはよくご理解いただけることと思います。内視鏡による治療もその一つです。早期の食道がん、胃がん、大腸 がんであれば、大きな手術を行わなくとも、内視鏡的にがんを切除し、根治することが可能となり、肺がんでも早期であれば、放射線治療により手術と同等の治 療成績が得られることが意外と知られておりません。前立腺がんも今や手術と放射線治療成績は同等であり、施設によっては手術よりも放射線治療を受けられる 患者さんの方が多い時代となってまいりました。

このようにがん治療は早期発見により手術以外でも様々な治療法選択肢の可能性が広がるのです。そのためには、早期発見が重要です。一般的にがんの大きさが 1cmほどになるまでに10-20年かかるといわれております。また、その大きさのがんの固まりの中には実に多くのがん細胞があり、これよりも少し前の段 階でがんの存在を発見できるかどうかが重要です。様々ながん検診が行われていますが、食道、胃、大腸などは内視鏡検査が有用です。それ以外のがんでは 1cmほどの小さな段階で発見できる可能性がPET-CTにはあるといえます。万能ではないにしても、超音波、MRIなどの諸検査の結果を総合判断するこ とにより、より精度の高いがん早期診断が可能となります。

私ども東京ベイ先端医療・幕張クリニックは、最新のPET-CTや内視鏡、MRIなどによるがん早期診断と定位照射、強度変調放射線治療(IMRT)など の高精度放射線治療を民間レベルで行う医療施設として、平成25年12月に開院いたしました。特にIMRTに関しては日本で初めて強度変調放射線治療 (IMRT)を開始したスタッフを中心に行って参ります。これまでのがんセンターや大学病院では難しかったきめ細かながん医療の提供を目指し、初診に十分 な時間をかけ、患者さん、ご家族が納得できる医療を医師だけでなく、看護師、医学物理士、診療放射線技師とともに一緒に考えていくチーム医療に重点を置い てまいります。